早くも今シーズンのF1開幕戦がやって来ました。場所はお約束の
オーストラリア・メルボルン。

毎年恒例だと役者が揃った感がありますが、日本ではフジテレビの
F1無料放送がなくなりましたので、日本のF1市場が大きく変化
する節目の年になるでしょう。ライトなファンはウェブで提供される
ダイジェストでOKだと思います。

かくいう私も、ターボ車になってから興味が半減していますので、
これまでも録画した番組を2倍速で観ていたくらいですから、いつ
でもどこでもネットでダイジェストが観られるとなれば、そちらに
移行するのは自然な流れだと思います。とくにスピード社会の
現代では。

今回は、ほとんど時差のないオーストラリアでしたので、 せっかく
だからと横浜駅前にある日産本社のパブリックビューイングで
レース観戦をいたしました。

さて肝心のレースの方は、相変らずメルセデスが予選でポールを
決めたものの、スタート時にフェラーリコンビに抜かれて1−2が
逆転。アロンソのマクラーレンが大クラッシュで赤旗中断の後は、
再スタートでギャップが縮まったのを鍵に、タイヤ戦略でメルセ
デスが再逆転するという、おおよそ今シーズンの流れを占うには
十分な内容でした。

感心したのは、クルマの信頼性が高いことで、もちろんエンジン
から火を噴いたライコネンのようなケースもありましたが、完走
台数からみれば開幕戦としては十分合格点のレースだったに違い
ありません。とくに新規参戦のハースチームがポイントをゲット
したことは、特筆すべき出来事であったと記録しておきたいです。

今年は、 テレビ中継の関係から何回観戦できるか分かりませんが、
シーズン展開に変化があれば面白いと思います。

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感謝!