政治のことは書かないようにしているので、投票とジャーナリズ
ムについて書こうと思います。ちょっと詭弁かな?
参議院選挙が公示となりました。半数改選の参議院とはいえ、国
政選挙ですので一大事です。
ですが、いったい誰に投票したらいいのか分からない。
昨年の政権交代で与野党が変わりましたが、民主党政権が成功と
は言いにくかったからといって他の政党はどうなのか、では一体
投票所では誰に投票しようか分からない、という方も多いのでは
ないかなというように見えます。
参議院選挙の特徴として、比例代表制が挙げられます。すなわち、
得票数に応じて政党に議席が配分され、その効果が国政の意思決
定に影響する方式です。
ここで、有権者の率直な考えとして、誰に投票したらどのような
政治あるいは世の中になるのか見極めて投票したい、と考えるの
は当然ではないでしょうか。
ならば、各党の主張を並べ、仮にその政党が政権を取って政策を
実行したら、6年後(参議院の任期)にどのような世の中になるの
かシミュレーションをして並べてみせることを、マスコミとジャー
ナリズムの代表である新聞がやってみたらどうかと思います。
政党政治の数の論理は兎も角として、各政党の政策が実行された
らどのような世の中になるのか。その将来像を理解してから投票
したいのが有権者の心理です。少なくとも私はそうしたい。
このようなことを書くと、ポピュリズムに走るからダメだという
声が挙がりますが、知名度に依存した候補者による国政選挙が行
われるよりも、理性的判断が多少上昇する分だけ民主主義の経験
的進歩ではないでしょうか。
経済の低成長と財政危機が見えてきている危機感迫る環境のとき、
大小多数の政党が群雄割拠の状態で、さらに個別の政策の是非を
焦点にした選挙で将来を意思決定できるのか。
今の報道のように、情勢分析とその後の数の論理の組み合わせで
将来を予測する内容では、選択肢を決定する際の判断材料として
不十分と感じている(か、又は十分と感じていない)のではないか
と思います。
そこを乗り越えるのがプロのジャーナリズムの役割で、ネット上
の情報とは一線を画する(対価を払うに値する)内容の記事をお願
いしたいと思います。
感謝!
ムについて書こうと思います。ちょっと詭弁かな?
参議院選挙が公示となりました。半数改選の参議院とはいえ、国
政選挙ですので一大事です。
ですが、いったい誰に投票したらいいのか分からない。
昨年の政権交代で与野党が変わりましたが、民主党政権が成功と
は言いにくかったからといって他の政党はどうなのか、では一体
投票所では誰に投票しようか分からない、という方も多いのでは
ないかなというように見えます。
参議院選挙の特徴として、比例代表制が挙げられます。すなわち、
得票数に応じて政党に議席が配分され、その効果が国政の意思決
定に影響する方式です。
ここで、有権者の率直な考えとして、誰に投票したらどのような
政治あるいは世の中になるのか見極めて投票したい、と考えるの
は当然ではないでしょうか。
ならば、各党の主張を並べ、仮にその政党が政権を取って政策を
実行したら、6年後(参議院の任期)にどのような世の中になるの
かシミュレーションをして並べてみせることを、マスコミとジャー
ナリズムの代表である新聞がやってみたらどうかと思います。
政党政治の数の論理は兎も角として、各政党の政策が実行された
らどのような世の中になるのか。その将来像を理解してから投票
したいのが有権者の心理です。少なくとも私はそうしたい。
このようなことを書くと、ポピュリズムに走るからダメだという
声が挙がりますが、知名度に依存した候補者による国政選挙が行
われるよりも、理性的判断が多少上昇する分だけ民主主義の経験
的進歩ではないでしょうか。
経済の低成長と財政危機が見えてきている危機感迫る環境のとき、
大小多数の政党が群雄割拠の状態で、さらに個別の政策の是非を
焦点にした選挙で将来を意思決定できるのか。
今の報道のように、情勢分析とその後の数の論理の組み合わせで
将来を予測する内容では、選択肢を決定する際の判断材料として
不十分と感じている(か、又は十分と感じていない)のではないか
と思います。
そこを乗り越えるのがプロのジャーナリズムの役割で、ネット上
の情報とは一線を画する(対価を払うに値する)内容の記事をお願
いしたいと思います。
感謝!