昨日はブログにオヤジを登場させるからかどうなのか、我が親父に
このような電話が掛かってきたそうです。

「オ、オレ、マコトだけどさ。電車のなかでうとうとしてて、目が
覚めたら網棚の上にあったカバンがなくなってたんだよ。サイフも
ケータイもカバンの中だったから全部無くなっちゃって、今困って
るんだ。」

ーお前、今どこにいるんだ?

「とにかく全部なくなっちゃったから何にもできなくて困ってる。」

ーおおそうか。分かった。


さて、これってどうですか?
やっぱり、振り込め詐欺系?

その後の我が親父殿は、「オレはこれから出掛けちゃうから、何か
あったらケータイに電話しろよ。番号は090-XXXX-ZZZZ。」とやっ
たそうで、その後は電話が掛かってこないじゃないか、と私が詰め
寄られました(笑)。

もし振り込め詐欺系のお話なら、騙そうとした人間の携帯電話に
「自ら番号を通知して」電話を掛けてくることは考えにくいですね。

また、もし振り込め詐欺系のお話だったら、今後は携帯に掛けろと
言われてしまうと、トークスクリプトが崩れてしまってダメダメに
なってしまいます(要するにこいつはハズレだということ、笑)。

なかなかよい切り返しをした我が親父殿ですが、これから出掛けちゃ
うというのは窃盗犯に対しては無効(有効?)なので、結果としてよ
かったという話。

夜中になって話をしたら、いきなり「お前、カバンはどうした?」
といわれて重過失のように問われた私はもはや笑うしかありませ
んでしたが、その心理を巧みにつくのが彼の人々ですから、どち
らにしても我を忘れてはいけない、という教訓になりました(笑)。

感謝!