イングランド・ロンドンからスコットランド各都市へは、ファース
ト・スコットレイルのカレドニアン・スリーパーという寝台列車が
走っています。
このカレドニアン・スリーパーはグラスゴー/エディンバラ行きと
インヴァネス/アバディーン/フォートウィリアム行きの2本があっ
て、私が乗ったのは後者の方。インヴァネスまででした。
ロンドン・ユーストン駅では、各車両にスタッフが付いて乗客の確
認と翌朝の食事の好みを聞いてくれます。
私が乗った車両は1等個室。ヨーロッパ大陸の汎用個室寝台と同じ
ように、個室内のベッドと使うことで最大3名まで使用可能な設計
になっています。しかし、英国の寝台客車は日本やヨーロッパのそ
れのように丸形の屋根になっていないので天井が低く、日本人の私
でさえ窮屈だと感じましたから、大柄な英国人はどうしているので
しょうか?やっぱりあの顔でガマンしているのでしょうか?(笑)
一等個室の室内。ベッドが横方向(枕木方向)に配置されるのは日本
のシングルDXと同様。但し、ベッドの長さは短く窮屈な圧迫感が
あり、部屋のドアを開けて写真をとってもこの通り。通路部分は若
干余裕がありますが、総合すると24系25形と個室の床面積は同
じくらいかも。
窓は必要最小限あればいいだろ、と言わんばかりの小ささ。もっと
大きな窓で車窓を楽しみたいと思わないのか?と不思議に思いまし
た。
そんなカレドニアン・スリーパーの素晴らしいところは、ベッドの
マットレスで、なんとコイルスプリングを内蔵した上等なものが奢
られています。列車の寝台で奢るなんて考えは働かないでしょうか
ら、これが英国標準なのでしょう。歴史と伝統がある国の美徳です。
美徳といえばアメニティも充実しており、石鹸、タオル、シェーバー、
歯ブラシ、綿棒と綿、シャンプー、コンディショナー、デオドラント、
アイマスク、ソックスと高級ホテル並み。思わずお土産にもらっ
て帰りたくなります。いえ、もらって来ました(笑)。
ロンドンを15両編成で出発した列車はエディンバラで分割され
て、翌朝目覚めるとスコットランドの地上の天国を疾走していま
す。
朝の支度をして少し落ち着いたころ、朝食といってコンチネンタ
ル・ブレックファーストを持ってきてくれました。
特筆すべきは、もちろん紅茶の美味しさ。ただのティー・バッグ
ですが、英国人は毎日こんなに美味しい紅茶を飲んでいるのか!
と驚くばかりのもので、シアトル系のカフェなる業態が世界中で
成長するくらいなら、ロンドン系のティーショップなる業態が文
明国で受け入れられるはずではないだろうか、と思案いたしまし
た(笑)。
感謝!
ト・スコットレイルのカレドニアン・スリーパーという寝台列車が
走っています。
このカレドニアン・スリーパーはグラスゴー/エディンバラ行きと
インヴァネス/アバディーン/フォートウィリアム行きの2本があっ
て、私が乗ったのは後者の方。インヴァネスまででした。
ロンドン・ユーストン駅では、各車両にスタッフが付いて乗客の確
認と翌朝の食事の好みを聞いてくれます。
私が乗った車両は1等個室。ヨーロッパ大陸の汎用個室寝台と同じ
ように、個室内のベッドと使うことで最大3名まで使用可能な設計
になっています。しかし、英国の寝台客車は日本やヨーロッパのそ
れのように丸形の屋根になっていないので天井が低く、日本人の私
でさえ窮屈だと感じましたから、大柄な英国人はどうしているので
しょうか?やっぱりあの顔でガマンしているのでしょうか?(笑)
一等個室の室内。ベッドが横方向(枕木方向)に配置されるのは日本
のシングルDXと同様。但し、ベッドの長さは短く窮屈な圧迫感が
あり、部屋のドアを開けて写真をとってもこの通り。通路部分は若
干余裕がありますが、総合すると24系25形と個室の床面積は同
じくらいかも。
窓は必要最小限あればいいだろ、と言わんばかりの小ささ。もっと
大きな窓で車窓を楽しみたいと思わないのか?と不思議に思いまし
た。
そんなカレドニアン・スリーパーの素晴らしいところは、ベッドの
マットレスで、なんとコイルスプリングを内蔵した上等なものが奢
られています。列車の寝台で奢るなんて考えは働かないでしょうか
ら、これが英国標準なのでしょう。歴史と伝統がある国の美徳です。
美徳といえばアメニティも充実しており、石鹸、タオル、シェーバー、
歯ブラシ、綿棒と綿、シャンプー、コンディショナー、デオドラント、
アイマスク、ソックスと高級ホテル並み。思わずお土産にもらっ
て帰りたくなります。いえ、もらって来ました(笑)。
ロンドンを15両編成で出発した列車はエディンバラで分割され
て、翌朝目覚めるとスコットランドの地上の天国を疾走していま
す。
朝の支度をして少し落ち着いたころ、朝食といってコンチネンタ
ル・ブレックファーストを持ってきてくれました。
特筆すべきは、もちろん紅茶の美味しさ。ただのティー・バッグ
ですが、英国人は毎日こんなに美味しい紅茶を飲んでいるのか!
と驚くばかりのもので、シアトル系のカフェなる業態が世界中で
成長するくらいなら、ロンドン系のティーショップなる業態が文
明国で受け入れられるはずではないだろうか、と思案いたしまし
た(笑)。
感謝!